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  曇り空の下での探鳥会〜今泉名水桜公園から震生湖〜−秦野の野鳥情報17

    平成24年3月19日(月)掲載

コサギとアオサギ       『コサギとアオサギ』

「はだの野鳥の会」より、野鳥情報をいただきました。今回も写真を提供していただきましたので、合わせて紹介させていただきます。


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昨年まで定例の観察会を行っていた今泉名水桜公園から震生湖までのコースで3月18日に探鳥会を行いました。

昨日からの雨は止みましたが、あいにく朝から濃い霧に覆われていて、最初は200m以下の視界でした。雨が降り出しそうな曇り空のもとで36種類もの野鳥が観察されました。


イソヒヨドリのオス・メス
      『イソヒヨドリのオス・メス』

名水桜公園の湧水池には、今年もハシビロガモは1/4にオカヨシガモは1/9に確認しました。ハシビロガモは二月中頃には見られなくなりましたが、二月から三月にかけて14羽に増えたオカヨシガモは3/18現在でも12羽残っていて逆立ちをしたりしてエサを採っています。
コガモは一時はオスメスで20羽近くいましたが、数羽に減って旅立っているようです。このほかにマガモ、カルガモが室川と池に見られました。アオサギやコサギもじっと静止している姿を見せてくれます。

室川周辺で、イソヒヨドリのオスが囀りはじめ、オレンジ色の胸と紺色の背中が綺麗なオスと地味な灰色のメスが一緒にいてペアリングのようでした。


ホオジロ
      『ホオジロ』

いつもは静かな震生湖の湖面ですが、今回はオオバンの番とカワセミが湖面を飛ぶ姿を見ることができました。ここでカワセミを見るのは久しぶりです。

丘陵では、ヒバリが高く舞いあがり囀っていました。
キジも今年初めて姿を見せケーンと鳴き始めました。
スズメもペアリングの時季のようです。
キセキレイも夏羽に換羽中で喉の黒と胸の黄色が濃くなりつつあるようでした。

野鳥の世界では、確実に春が感じられるようになってきました。


キセキレイ
      『キセキレイ』

【確認できた鳥】
1.オカヨシガモ、2.コガモ、3.カルガモ、4.コサギ、5.アオサギ、6.ヒヨドリ、7.ハシボソガラス、8.イソヒヨドリ、9.ハクセキレイ、10.スズメ、11.キジバト、12.ツグミ、13.マガモ、14.セグロセキレイ、15.ムクドリ、16.コゲラ、17.カワラヒワ、18.ジョウビタキ、19.モズ、20.ウグイス、21.メジロ、22.アオジ、23.ヤマガラ(声)、24.ホオジロ、25.キジ、26.ヒバリ、27.ガビチョウ(声)、28.ハシブトガラス、29.シメ、30.エナガ、31.コジュケイ(声)、32.シジュウカラ、33.オオバン、34.カワセミ、35.アオゲラ(声)、36.キセキレイ

(情報提供 はだの野鳥の会)

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