平成20年4月15日(火)

『不動の滝』
山々の新緑が鮮やかになるこの時期は、まさに登山・ハイキングに最適のシーズン。
今回は菩提地区、葛葉川の源流に位置する不動の滝へのトレッキングコースを紹介します。
このルートは、菩提原のバス停から葛葉川に沿って約2.6km、そこから杉林に囲まれた緩やかな上り坂の林道を約1.5km、そしてそこから険しく細い沢沿いの道を300mほど歩く、健脚向きのコースです。

『葛葉川上流、新田川にかかる丹沢橋』
菩提原のバス停を降りると、表丹沢のやまなみが間近に見えます。この時期は新緑が鮮やかで、気持ちよく川沿いの道を歩けます。
春風の中、川沿いの道を登ってゆくと、左へ曲がり表丹沢野外活動センターへと案内する看板があります。不動の滝へは、曲がらないでそのまま直進します。
しばらく登り、四山(しやま)橋を渡り、菩提マス釣りセンターの前を通り、川沿いにひたすら登ります。左手に見える川は葛葉川の支流、新田(あらた)川です。
四山橋から400mくらい登ると苔むした丹沢橋があります。この橋の周辺はどこか懐かしいふるさとを感じさせてくれます。
※ 新田川の読み方を訂正しました。「にったがわ」ではなく、「あらたがわ」です。大変失礼いたしました。
(H20.4.17 17:00修正)

『不動の滝へ−沢沿いの道入口』
丹沢橋を渡り、川沿いに進みます。観光協会の推奨品を取り扱っている「わさびや茶園」さんの前を通り、登ってゆくと、次第にみどりが濃くなり、杉の林に囲まれた林道に出ます。
この林道は向山林道で、ここからの道は杉の林に囲まれ、見晴しがあまりよくありません。しかし、道はコンクリート舗装されている緩やかな上り坂で比較的歩きやすくなっています。
林道を道なりに約1.5kmほど進むと、不動の滝へ向かう、沢沿いの道への入口があらわれます。ここからの沢沿いの道は、急激な上り坂と険しい斜面の道を進むことになりますので、十分ご注意ください。

『不動の滝目前の桜』
不動の滝は地元の保存会に大切にされているため、滝までの道を見失うことはありません。
調査に行ったときは、途中、桜がまだ満開で、緑の濃い山中で斜面に咲く桜はとてもきれいでした。
険しい道を300mくらい進むと、落差約7mの不動の滝が見えてきます。

『不動の滝−石仏と祠』
近くには石仏や祠もありましたが、きれいに手入れがされていました。滝の流れる落ちる音が、山間の静寂に響き、とても神秘的です。
ここまでは、菩提原のバス停から、約4.4kmと決して短い距離ではありませんが、その疲れも吹き飛ぶ迫力でした。
帰りはもと来た道を戻るだけになりますが、沢沿いの道は、下りのほうがバランスを崩しやすく、大変危険です。特に雨の後で滑りやすくなっている場合は、上りよりもゆっくり、慎重に下ってください。