《プロデューサー日誌》

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2016年6月27日、早朝から澄み切った青空。梅雨時の僅かな、しかしなんとも気持ち良い青空。

丹沢の山懐にひっそりと佇む社・大日堂は、奈良東大寺の大仏造営に尽力した行基によって、742年に開かれた…と伝えられる古刹。
本堂には、高さ175センチのヒノキの一木造りの大日如来像(平安時代後期の作)座像があり、神奈川県の重要文化財に指定されている。
さらに、この像の両脇に四体の如来像もあり、「五智如来」(ごちにょらい)とも呼ばれている。
ベンガラの朱色が鮮やかなお堂の前、境内に撮影機材が次々と下ろされ、準備が進められ、スタッフにもロケ初日の緊張感が漂う。

『じんじん秦野編』(仮題)山田組が勢揃い。午前9時35分、「本番、ヨーイ❗️ハイ‼️」。山田大樹監督の第一声が、シーンと静まり返った境内に響き渡り、ロケがスタート。
いよいよ撮影が始まりました‼️