《プロデューサー日記》7

映画『じんじん』の主人公・立石銀三郎は、全国を旅して大道芸を披露する自由人。前回は宮城県松島町やモンゴルまで出掛け、「ガマの油売り」口上を披露しました。

さて、今回は神奈川県秦野市へやって来ましたが、秦野へは「はだのたばこ祭り」に呼ばれ、出演するためにやって来ました。しかし、そこは銀ちゃんらしく、日にちを間違えて1ヶ月も早くやって来ました。

とある民家の離れを借りて住んでいます。車はやはり銀ちゃんらしく、個性的で、前回のかなり年季の入ったワーゲンに続き、赤いパンダです。
本当は、大事に綺麗に乗っている方からお借りして、「汚し」と呼ばれ手法で古く見せています。
また、民家の離れ(菅原家)も築50年余りの古民家ですが、監督や美術スタッフも驚くほど小道具(農機具や小物)が揃っていて、前回同様に銀ちゃんにぴったりのお家です。

ここで、生活する銀ちゃんと秦野の人々(マドンナ薫や大家さんの菅原夫妻)との触れ合い、そして、若者の哲生との交流が描かれます。

銀ちゃんの赤いパンダと、菅原家の離れは夜遅くまで、ロケで使われています。13776009_564766580356778_3505744849410011418_n 13754399_564766587023444_6055562800358980254_n